Holiday part 7 (2001.7.15)

 今回は、渋谷Take off 7 で行われた、「Holiday part7」の模様について、レポートさせていただきます

 東京地方は、梅雨が明けたばかりで、連日30度C以上の気温が続く毎日。三角堂の東京ライブは、昨年12月以来とあって、超満員で立ち見のお客さんも多数でるくらいの熱気ムンムンの会場でした。


 ステージに登場した流さんの「こんにちは!三角堂です。」の第一声と、大きく両手を広げて作ったVサインが合図のように、春さんのギターが、大きく響き、大歓声と共に、1曲目:「ROUTE」から、本日のライブはスタートしました。

 引きつづいて、2曲目:「そら」。そして、次の曲の前奏が始まったところで、流れさんが「今日は、みんなと私たちにとっての夏の始まりの日にしましょう!みんなで一緒に夏を迎えよう〜!今日も、よろしくぅー!」と言ったところで、春さんのギターが止まり、出だしは、会場の拍手とアカペラだけで、3曲目:「そとに飛び出せば」

 3曲連続で、ブッとばしてきて、ここでちょっとゆっくり時間をとってのMC。やはり、話題は、ここのところの“暑さ”について。暑いと言いたくなくても、つい、口が暑いと言っちゃうくらいの暑さの中、流さんは、冷房もつけず、びっしょり汗をかいて、そのまま汗もふかずにシャワーを浴びるのがお気に入りだとか。あついのは、天候ばかりでなはく、三角堂も、もちろん、熱い!三角堂のお二人が、今、熱くなってるのは、“卓球”と“フリスビー”だそうです。その話題をふられた春さん、いきなり、「米百表の心で」と、いつものボケをかましてました。

 そして、春さんのソロギターが、是非、聴きたいとの要望に応えて実現したという、本邦初公開の春さん、流さんのツインギターによる、4曲目:「それぞれの歴史」
流さんの力強いストロークの中、春さんのリードギターが、とても心地良かったです。


 曲の後、「もう、泳ぎに行ったかな?」と会場に問いかける、春さん。春さんは、潜りに海へ出かけたそうです。つづいて、海の曲と春さんが紹介し、照明もオレンジ色に変わったところで、5曲目:「オレンジ」。ところが、この曲の途中で、「とんだハプニング勃発!」いきなり、マイクの電源が落ちてしまい、流れさんの声が全く聞こえなくなってしまいましたが、ここは、冷静な流さん、落ち着いて「よかったね。一番を、もう1回、聴けちゃうんだね」。すると、春さん、「じゃぁ、米百表まで戻って」(笑)。会場は、どっと沸き、ハプニングも忘れて、なごみます。仕切り直して、オレンジ、再スタート!一番を、二度聴けて、お得でした。

 曲が終わって、最近観た映画「ホタル」の話題へ、春さんが、高倉健さんのモノマネをしますが、会場からの反応のなさに、春さん自らが、会場に突っ込みをいれる場面も。流さんは、すっかり、健さんに魅了されたようで、映画「ホタル」を観て歌いたくなった歌と言うことで、三角堂のライブでは、珍しく、各々が、カバー曲を披露!6曲目は、会場のミラーボールも回り出し、流さんが、「ムーンリバー」。7曲目は、春さんが、「やつらの足音のバラード」[アニメ:はじめ人間ギャートルズ]を熱唱しました。


 最近、釣りにも、いっぱい行っているという三角堂のお二人、ついに流さんまでもが、マイ釣竿を買ってしまったとか。そんなこんなで、海へ行っている間に出来た新曲というのが、次の曲。気分を盛り上げるためにと、事務所近くの古びた文具店でホコリをかぶっていたやつを買って来たという「浮き輪」持参の流さんでした。で、8曲目:「とびうお」。軽快な曲で、海にピッタリと言った感じの曲ですが、春さん曰く「加山雄三とゆずを足して、ミーシャで割ったというイメージ」(笑)だそうです。


 「おしん」以来、NHKの朝の連続テレビ小説にはまっているという流さん、現在放送中の「ちゅらさん」ネタへ。ドラマに登場する、おばあさんのモノマネしながら、熱く、ちゅらさんを語る流さん。そこへ、タイミングよく、春さんへ、にがうりのマスコット人形がプレゼントされるという一幕も……。そして、沖縄つながりなのか、またまた、カバー曲を。9曲目:「島唄」

 続いて、10曲目:「明日の十字路」。流さん、春さん、それぞれのソロパートがある、ニューアレンジでした。

 曲の後、「今日は、気分がいいぞ!」と流さん。突然、浮き輪争奪ジャンケン大会が始まり、大いに盛り上がりました。そして、新曲「パーティー・タイム〜夏編〜」の発売(8月1日)と同曲が、TBSドラマ「大好き!五つ子3」(7月23日から放送開始)のオープニングテーマ曲に決まったことの報告がありました。その時、会場からは、今日一番の拍手と歓声が、沸き起こりました。そして、お待ちかねのこの曲、歌詞もずいぶん変わった、11曲目:「パーティー・タイム〜夏編〜」。曲の途中に、いつもの“あれ”と、流さんのこの言葉だけで、“あれ”にトライしましたが、会場のみんなは、流さんから「“優秀”のお墨付き」を頂く程の上出来でした。勿論、みなさんも、ご存知の「1・2・三角堂!」パフォーマンスのことです。そして、春さんが、ニューバージョンをということで、「1・2・3・4・五つ子!」を考案!会場のみんなで、挑戦しました。ちなみに、最後の決めのポーズは、赤ちゃんをダッコするポーズ、考案者の春さんも、ちょぴり照れてました。



 そして、本日のプログラム最後の曲は、夏、真っ只中のこの曲、12曲目:「かげろう」。最後は、流さんのジャンプ三連続で!大きな拍手は、いつものように、いつしか、アンコールへの拍手へと変わり、鳴り止むことを知りません。そして、大きな拍手に迎えられて、春さん、流さんが再びステージへ戻ってきて、アンコールステージへ。

 まず、最初に、会場から、ちょっと遅めの、春さんへのバースデイプレゼント(日本酒&犬のぬいぐるみ)の贈呈がありました。そして、流さんの音頭で、会場のみんなで“ハッピーバースデイ”の大合唱。

 そして、春さんが、ハーモニカホルダーをつけて、アンコール1曲目:「レモンティー」。つづいて、しっとり、ゆるやかなギターの前奏が始まり、今回のライブのラストソングは、アンコール2曲目:「キミノトナリ」。そして、流さん、春さん、お二人からの「みんな!どうもありがとう!また、会おうネ!」の言葉で、約1時間20分もの、「Holiday part7」は、締めくくられました。


春さんの釣った、サメの大きさ 浮き輪の似合う流さん 春さんのギターソロ
MC 大吟醸に大満足! 流さんのソロ


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