「ROUTE」発売記念 Live in TOKYO "Holiday X'mas Special"(2000.12.23)


 今回は、渋谷Take off 7 で行われた、「Holiday X'mas Special」の模様についてレポートさせていただきます。

 東京でのライブは、5月5日のZeppTokyo以来、約7ケ月半ぶりのライブとあって、会場は、超満員、立ち見のお客さんも出るくらいの賑わいでした。
客席には、三角堂サンタさんからのプレゼントとして、ペコちゃんのポップキャンディが置かれてありました。

 定刻を少し回った頃、ステージに姿を現した流さんと春さん、第一声は、流さんの「久しぶりでしたぁ〜!」の大きな声でした。「本当に、久しぶりのホリデーに、ようこそ!いっしょに楽しみましょう。よろしく!」の挨拶も終わらないうちに、春さんのギターは、大きく響き、1曲目:「それぞれの歴史」から、ライブはスタートしました。

 曲の途中で、流さんが「みんな、メリークリスマス!」と呼びかける声も、「オー、イェイー!」と叫ぶ声も、ひときわ大きく聞こえる気がするくらい、最初から飛ばしてたように思えました。1曲終わり、「うれしすぎる。マジで鳥肌たってる。」と興奮ぎみの流さん。この勢いで、もう1曲。2曲目は、「そら」

 「そら」が終わるとすぐに、春さんの「ワン・ツー・スリー・フォー」のかけ声から始まる軽快なイントロが。会場にも自然と手拍子が起こります。春さんのギターと会場の手拍子の 中、流さんは、客席に向かって呼びかけます。「今日は、クリスマスじゃなくて、天皇誕生日なんだけど、私、もうすぐ誕生日来るよ、ちょっと前に誕生日来たよって人?」会場では、チラホラと手が上がります。「いるじゃん。その人中心にparty timeやります。」と3曲目:「party time」

曲中では、おなじみ、1・2・三角堂!説明無しのいきなりバージョンで、その定着ぶりを試したり、先程、手を挙げた、もうすぐ誕生日の人だけバージョン等の1・2・三角堂!で会場の一体感を盛り上げます。

 ここまでの3曲は、一気に駆け抜けたという感じで、ここで一息ついて、MCに入ります。街中、クリスマス一色のこの時期、やはり、クリスマスねたということで、流さん春さん各々自分自身にクリスマスプレゼントをしたらしく、その中で流さんの一番のお気に入りは、お菓子の一杯詰まったビックサイズの長靴のお菓子。ステージ上でみ んなに御披露目してくれました。春さんが自分にしたプレゼントは、中通しの釣り竿。この釣り竿、ただの釣り竿ではないなしく、うんちくを語りる春さんでした。

 そして、話題は、東京を離れていた2ケ月間、STVラジオで担当していた「校歌、フォーエバー」のエピソードへ。流さん、コーナーを背負ったレポーターとして人生で初めて写真入り名刺を作ったものの、「ダイナソー」に似てると言われて、ちょっとショックみたいでした。
 その名刺は、ここを参照して下さい。

 そして、久々に帰ってきたので新しい曲をやろうかナ、と4曲目:「カーブの向こうに」。引き続いて、5曲目:「明日の十字路」

曲が終わったところで、春さんは、椅子に腰掛けます。そして、おもむろに「ひとつ、みんなに謝りたいことがある」と。みんなが春さんの発言に注目している中、春さんが発したその言葉は、「カニは、食い飽きた。」(笑)、流さんは、春さんに「ギターも、靴も、カニ色だ。」と指摘しつつ、自らも「カニは、食べ飽きた。豚も食べ飽きた。」そうです。北海道に行っている2ケ月間、結構食べる機会が多かったらしいけど、飽きるまで食べたなんて羨まし過ぎます。
また、春さんは、自分のマイクスタンドにぶら下げていた「テリヤ君」というキャラクターのマスコット人形で、お遊び。流さんに「実は、春は、ぬいぐるみ抱いて寝てるんだよ。」と突っ込まれても、「マジだぜ!」(笑)と軽くかわしてました。「そんな春が作ったとは思えない曲」と流さんが紹介する6曲目は、「レモンティー」

 「レモンティー」が終わると、流さんも椅子に腰掛けます。「なんだか、最近、変わったネ。」ってよく言われるんだぁと会場に同意を求めるようにつぶやく流さん。会場からの「何処がぁ」の声に、言いにくくなったと自分で認めつつも「キレイになったねぇ。」(大拍手)と自ら激白。「あぁ〜、カワイイよ。カワイイよ。と言う様な、慰めの拍手をアリガトウ!」とキレイ発言に対する会場からの拍手に応えます。話題は、地元のFM局にあった、デビュー当時の四角い顔した流さんの写真に自分自身驚いた話しへ。そうこうしているうちに、流さんもギターを手にします。すると、春さん、「遂に魔の時間がやってきてしまいました」とチャチャをいれます。
この曲を聴いて下さいと春さんと流さんのツインギターではじまった曲は、7曲目:「オレンジ」

 曲のあと、「弾けたよ、弾けたよ」とはしゃぐ流さんを横目に、流さんのギターの音が聞こえてたかを気にする春さん。気が付けば、流さん、ギター用のマイクをセッティングし忘れてた模様。気付いていた様子の春さんや客席に向かって「言ってよ、言ってよ。」と少々力の抜けぎみの流さん。春さん曰く、先日の札幌メッセホールのライブの時、流さんは、最初、ギターの音が出ていない事に気がつかずにいた事を説明。
ちなみに、流さんのギターの音は、ピックアップで拾ってちゃんと聞こえてましたのでご心配なく。

 軽るーいアクシデントのあと、「うれしいこと、あったね。」とAXEL Music Ranking で第2位に入ったことに触れ、その驚きと喜びを語ってくれました。そして、8曲目:「キミノトナリ」

 「キミノトナリ」が終わると、椅子も片づけられ、二人ともスタンディングのいつものスタイルに。「ROUTEが発売になって、聴いてくれてるでしょ。」(拍手×2)。三角堂の二人も、またもやラーメン屋で有線から流れる「ROUTE」を聴いてスッゲー嬉しかったらしい。「ROUTE、街中で良く聴くって言われる。ROUTE引っさげて、21世紀、来年も頑張りたいと思っているので、よろしく!じゃぁ、その曲を。みんなも一緒に歌おう!」。9曲目:「ROUTE」

 「サンキュー!」と曲を締めくくったあと、「何処に行っても、三角堂のこと知ってるっていう人増えてて、うれしい!」、そして、三角堂を知らない遠距離恋愛している二人が、「春」を有線で聴いて感動し、色々探してCDまで買ってくれたって話の中で、「曲も大きくなっていくのかなあと思うと幸せです。」と流さん、「じゃぁ、この曲聴いて下さい。」と10曲目:「春」

そして、早いもので、プログラムとしては最後の曲になります。「みんな、今日は、どうもありがとう!最後の曲です。」会場の大きな拍手とともに、春さんのギターがイントロを奏で始めます、11曲目:「かげろう」。曲のラストでは、「みんな、ありがとう!!今日は。また、21世紀もいっしょに走りましょう!どうもありがとう!」と大きくシャウト&ジャンプの流さんでした。


 大きな拍手は、やがてアンコールの拍手へと形を変え、だんだんと大きくなり会場を包みます。アンコールの拍手がひとしきり鳴り響いたところに、春さんだけが三角堂オリジナルTシャツに着替えて登場。しばらく、流さんを待ちますが、おもむろに春さん、「しょうがねぇなぁ〜、流が着替えてる間に、オレが1曲。」と、アンコール1曲目は、春さんソロで、「大切なもの」

 春さんの熱唱が終わる頃には、流さんも三角堂オリジナルTシャツに着替え、かつ、ミニ・ギターをもってステージに登場。このギター、ファンからプレゼントされたもので、ピックアップ等も付いた、なかなかの優れ物で、大変お気に入りの様子の流さんは、「ミュージシャンのようにいつも持ち歩きたい」と。春さんからは、「今度からは、そのギターでいこう」と暖かいお言葉。

と、突然、春さんが、流さんが自分に買ったクリスマスプレゼントのお菓子の一杯詰まった長靴を取り上げ、「お菓子でも、配ろうかナ」と。結局、恒例のジャンケン・プレゼント大会がはじまり1名のラッキーな方が、その長靴のお菓子をGETされました。

 そして、アンコール曲も、久々にリクエスト大会で決定。会場からは、「三角山の日は落ちて」「幻」「晴れた日は」「会いにゆくよ」等々、春さんからメーデーの様だと指摘されるくらい多数の方から大きな声が届きましたが、その中から、アンコール2曲目は、「幻」

 つづいて、今回のライブのとりを飾ったのは、アンコール3曲目:「ジェズ」。曲の最後にもう一度全員で、「1・2・三角堂!」をやり、約1時間30分にも及んだ、「Holiday X'mas Special」も、感動のうちに終了いたしました。


ギターを弾く流さん 流ジャンプ ミニギター
春さんとテリヤ君     ↑ 長靴のお菓子 春さんのソロ

▲ミニ・コラム
 今回のライブは、久々の東京でのライブとあってかファンの期待も大きく、それに比例するかのような盛り上がり様でした。
 ライブのあとのサイン&握手会も、大盛況!長蛇の列がつづき、ひとりひとりに一言二言語りかけてくれる三角堂の二人に、ファンも大満足でした。


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