札幌メッセホールライブ(2000.11.12)

 今回は、札幌メッセホールで行われた、三角堂ワンマンライブ〜屋根の下の路上唄〜の模様についてレポートさせていただきます。

 今回は、久しぶりの札幌でのワンマンライブ。
この日の会場は”札幌メッセホール”という楽器店やCDショップの入ったビルのホールで行われました。
会場は、1mほどせり上がったステージ、その正面に椅子が並べられいるといったかんじでした。
広さは・・一番後ろからでも2人の表情がちゃんと見えるほどですが、割と広めだったんじゃないでしょうか・・・。
ステージの椅子の上には、何故だか飴が置いてありました。

そして、ステージ横の扉から2人が登場。
春サンがギターの感触を確かめるように、弦をひと弾きすると。
流「ようこそー!」と会場に向かい挨拶。

1曲目:「かげろう」
2曲目:「幻」
 と、続けて2曲。

流「改めましてーようこそ!三角堂です」
春「こんばんはー!」
流「やー、よく来たねー」
春「こんなに来るかねー、スゲー緊張したよ今日」
流「実はさー今日は1本ライブをやって帰ってきたとこでさー、私達は大分変なとこの力が抜けて……ダルな感じです」
そこで、さっきの飴の話になり、
椅子に座れなかった人に向かって
流「これをわけなさい!」と袋ごと投げて渡しました。
流「なめて良いよ!・・・・・ここは路上だから!」

3曲目:「カーブの向こうに」

確かこの曲は、STVラジオ”星空の三角堂”で、結婚する2人からの歌って!というリクエストで歌われたことがありましたよね?
何があっても2人で行こうね・・という曲でした。

流「寒くなったね・・」と最近急に寒くなってき北海道の話。
流サンは寒くなってもなるべく厚着をして寒さをしのごうとするんだけど、春サンが遊びに来ると「暖房つけようよー」と嫌がるそうです。

流「・・・・・・・・・・実は・・・・曲順を考えてません!ふざけてるでしょーー」
春「自分で曲順をメモリながら進んでいきたいと思います」
春「・・・・・・春だ!」
と、突然思いついたように春を弾き始める春さん。
でもちゃんとハーモニカつけてるじゃん。
しかし、今のトークで笑顔でほころんだ流サンの顔が、イントロの間に「春を歌う時の表情」に変わっていくのはさすが!

4曲目:「春」

春、が終わって少しの間、春サン本当に曲順を考えているのかイロイロな音をアルペジオしながらひろっています。
そして、決心したようにカッティングを一発入れると「Party time」のイントロを弾き始めました。
流「この曲が何か、解ってる人も多いと思いますが、いってみよーParty time!!」
春「これを期待してきた人もいっぱいいると思うんだよな」
ハイ、期待してました!

5曲目:「Party time」

ここで、出ましたお約束!「1・2三角堂」
今回は照明サンや音響さんを巻き込んでの「△!」
客席も流れチーム春チームと分かれて△!
最後に皆で△!
さすが、みんな三角堂ファン!!盛り上がります!

で、次は「星空の三角堂」で、作った曲をやるということで・・・・
流「これは、春先生が作詞作曲した曲なんだ」
春「ウム、ウム」とえらそうな先生風。
流「これねー、何か車乗ってる時にお降りになったんだって。曲と詩が・・・ボーーンってね。その瞬間に春が10何年か乗ってたワゴン車がこわれたの!ストップしちゃったの!そのまま廃車になっちゃったの!」
春「うん!そうなんだ!尾崎亜美さんもそう言ってた。あの人は、曲が降りてくると、キーボードが壊れるって言ってた」
流「じゃー、この曲を聴いてください。星空を見上げたら」

6曲目:「星空を見上げたら」

春サン曲が終わると、さっきから所々に発生するノイズが気になるようで、マイクやギターのジャックの点検をしてました・・・・ここでは原因解らず・・。

流「ライブの前夜ってさー結構何やってキレイになろうかなーって思うんだ・・いつも」
と、ライブ前夜に行った温泉の話。
そこで、春サンに五千円借りてる事が判明。
流「日本は金持ってる人が払えば良いんだよ!」
 ・・・・・・と謎の力説をした後

7曲目:「晴れた日は」

STVラジオ「流の校歌フォーエバー」でのロケ地で、小学生の女の子に囲まれた春サン。
春「サングラス取って―、って言うからさー・・・取ったっけさー”カワイー!”とかってすげー言われたんだよ。可愛いの嵐!・・・・ジャニーズの嵐の大野君に似てるって言われたんだよ・・・・。まあ、それが誰なのかは 解んないんだけど・・・・」
流「・・・・・絶対にてないと思うんだよねー・・・私はねー♪光の髪ー手に入れよー・・・・・・」
と、リーゼのCMソングを歌う流サン。
流「の人に似てるって言われてるんだけど・・・誰でしょう?」
客席「本城まなみー!」
流「似てる?(会場「・・・・・」)ダメらしい・・・潔く・・・」
 と、諦めたふりをする流サン。

ここで、手ぶらだった春サンが鈴を持ちました。
「ん〜ん〜」と歌の出だしの音を探している流サンを見て、後ろのスタンドに立てたギターで音を出してキーを合わせさせる春サン。
ナイスフォロー。

8曲目:「三角山に日は落ちて」

曲の後、本邦初公開、春サン特製紙芝居!「流、音更物語〜帯広出身は嘘でした編〜」というタイトルで、流サンの生い立ちを追った内容のものでした。
流「今度は、私が春のを作ってあげる・・・」
 続きが出るか?

流「じゃーこの曲行ってみます、レモンティー!」

9曲目:「レモンティー」
10曲目:「明日の十字路」

そして、流サンの後ろに立っている2本のギターの話になりました。
1本は「星空の三角堂」リスナーからもらった「空色ギター」、もう一本は流サンが自分で買ったもの。
流「9800円で買ったギターなんだけどねー、非常に可愛いやつでねー・・・ マイギターの”メイヴィス”です。どうぞよろしく!」
と抱えたギターにお辞儀をさせる流サン。

春「オレンジ・・という曲を・・・流サンとともに・・・はじめてツインギターで・・・・・不安です・・・・みなさん・・」
流「不安を共有するってのもいいんじゃない?」
と、始まった「オレンジ」イントロの2小節目で演奏がストップ。
流サンのギターの音が出ない・・、春サン立ち上がって流サンのギターを調整。
春「さっきからビービ―言ってるのはこれかー」と、「メイヴィス」の調整もすぐに終わり。

11曲目:「オレンジ」

この曲は、初めて聴いた歌です。詩の舞台は夕方の海、〜いい事も、悪い事も全部下さい〜のサビが印象的な明るめのミドルテンポの曲でした。
そして、何と言ってもツインギターになって実現した春サンのギターソロ!さすがバンド上がり!の腕前です。

流「ほっとした・・・」
それにひきかえ、念入りにチューニングをする春サン。
流「たまにはさー、春メインで歌を聴いてもらうのもいいかなーなんて・・」
春「じゃーこれ歌わしてください”たいせつなもの”」

12曲目:「たいせつなもの」(春サン弾き語りバージョン)

流サンが始めて春サンを見て「この人とやりたい!」って思ったという「渋谷クアトロ」でのライブの時は、このスタイルだったんですよね?
なるほど、納得のステージでした。

で、流サン衣装を変えて登場。
流「素敵だったね」
春「こんな快感を君はいつも・・」
流「独り占めしてるのって?」
そして、ラーメン屋で聞いた「Route」の話になり。
流「みんなも聞く事があるかも知れないけど・・その時は「あ!三角堂」と口に出して言って下さい!じゃこの曲を聴いて!Route!」

13曲目:「ROUTE」

流「ステージの上でお礼言う事しか出来ませんが、今日はホントにどうもありがとう。この曲を聴いてください」

14曲目:「新しい日々へ」
15曲目:「それぞれの歴史」

そして、ステージを降りる2人。
沸き上がる、アンコールの拍手!
そんな中、「三角堂Tシャツ」を着て2人が登場しました。
流「有難う、これがTシャツです!春がデザインしたらしいよ・・・じゃーこの曲を歌わしてもらいます」

16曲目:「あの街のどこかで」


曲の後、またまた出ました、「じゃんけんプレゼント!」景品は、三角堂の2人が使用していた赤いまる椅子!!
”家が近い”という「マイコさん」が椅子をゲット!
2人のサインを入れ手渡されました。臨時プレゼントで、春さんデザインの「スタッフパス」も、じゃんけんプレゼントの対象に、そして、2回戦!
「スタッフパス」は”ともみさん”がゲットしました。

流「最後はさー、やっぱさー、マイク無しで」
春「路上唄!」

17曲目:「ROUTE」

生ギター&生歌!!で「ROUTE」を歌い上げました。ここで、今回のライブのテーマどおりに「屋根の下の路上唄」が現実のものとなりました。
実力があるからこそ出来る事ですよね!
会場の手拍子に負けない力強い二人は、最高でした。

 今回のライブは、全17曲に加えて、春サン特製紙芝居などもあり、2時間近くにわたる見ごたえのある、△テイストあふれるステージでした。



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