サウンド・ブレイカーズ・(2000. 5.21) | |
今回は、一部のコミュニティFM局で放送された「サウンド・ブレイカーズ」を、うっかり聞き逃してしまった、あるいは、最寄りのコミュニティFM局では放送されなかったので聴きたくても聴けなかったという、そんなあなたのために、その内容についてレポートさせていただきます。
19時放送開始と同時に「そら」が流れる中、「こんにちは、三角堂です。」の流さんの元気のいい挨拶から番組はスタートしました。サウンド・ブレーカーズ、初登場となる三角堂、はじめましての人もいると思うのでと言うことで、まずは、二人の自己紹介。そして、北海道出身の流さんと横浜出身の春さんが三角堂になるまでの三角堂ヒストリーを、出会い、路上唄、デビューシングル、1stアルバム「堂」までとかいつまんで簡単に紹介。その後、いよいよ今日のメインという事で、「喜怒哀楽」をキーワードに各テーマに沿ってヒューマンなエピソードを交えながら、それにあった曲目を二人が「堂」の中からセレクトしつつ番組は進行して行きます。
で、本題に入る前にまず1曲、路上唄を始めて2週目ぐらいに感動とともに出来上がった曲で、記念すべきデビューシングルでもある「それぞれの歴史」。
「それぞれの歴史」も終わって、いよいよ本題、まずは、キーワード 「喜(よろこび)」。喜びと言って流さんが思いつくのはアフリカンな打楽器系の音楽、ファイヤーを囲んで皆んなでウッホホ、ウッホホ回っているようなイメージ。でも、なんてったって、流さんにとって喜びの要は、「ごはん=食」。北海道時代は、玄米・自然食の流さんも上京して一人暮らしを始めてからというもの、時にはコンビニ弁当・お惣菜で済ませてしまうことも間々あるらしく、家庭の料理を恋しく思うことも……。そんな時、友達の家におよばれし、手ごねハンバーグを御馳走になった流さん。家庭料理をリクエスト出来た喜び、食卓を囲んでたらふく食べれた喜びを満喫したそうです。
次なるテーマは、「怒(いかり)」。怒りのエピソードは、春さんが。子供の頃に、学校の先生、母親によく怒られたらしく、母親の怒り方は、ハンパじゃなく、お灸をすえられたり、家の外に出されて玄関前で泣いてた事もしばしば。でも、極めつけは、以前付き合っていた彼女が別れ際に言った「ちゃんと働きな。」という捨て台詞。今、思い出してもムカッ腹が立つと暴露話をぶっちゃけてトークしてくれました。
2つのテーマが終わったところで、ちょっとブレイク。三角堂の得意技、どこでもギターの生唄ライブとして、2曲、「キミノトナリ」、「春」を披露してくれました。「春」は、ボブディランの「風に吹かれて」というアルバムを聴いていた春さんが、流さん的ボブディランをイメージして作った曲ということでした。
ブレイクタイムも終わりテーマに戻って、次は、「哀(かなしみ)」。流さんが語ってくれたのは、中学2年の夏の出来事。その頃の流さんは、ソフトボール部、キャッチャーで4番打者おまけにキャプテン。ショートカットで日焼けの眩しいバリバリのスポーツウーマンやっていた流さんが、入院している同級生のお友達のお見舞いに行った時、その事件は、病院の1Fのトイレで起こりました。手を洗っていた流さんに近づいてきた綺麗なお姉さんが、一言。「あの、ここは、女の子のトイレですよ。」(春さん、大爆笑。)でも、流さん、男の子に間違えられるなんて、哀しい〜!。
そして、遂に最後のキーワード「楽(たのしみ)」。楽しみの楽は、音楽の楽。春さんにとって、なんてったって一番の楽しみは曲作り。ほとんど曲作りは、趣味と言ってのける春さんでした。また、ライブでの楽しみは、ハプニング。名古屋ハートランドでのライブの折り、ラストの「新しい日々へ」を演奏中、またもやギターの弦が切れてしまったけれど、曲も終わりにさしかかっていたので、そのまま演奏を止め、流さんと春さんのアカペラのハーモニーだけで歌い終えてしまった事があったが、これが、非常に評判が良く、演出でやっていたと間違えられるくらい。厄いが福に転じて、これをきっかけにその後のライブではこれを演出として取り入れているそうです。
エンデイングでは、「そとに飛びだせば」がバックに流れる中、ホームページ・ラジオ番組の紹介。そして、最後にお二人からのメッセージ、流さんは、「夏が近づいて、野外でライブやりたい!」。春さんは、「皆さん、おおいに、喜怒哀楽しましょう。諸君また合おう!」との事。 | |
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